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【米国株の見通し】主要3指数は下落継続! 9/10は一旦打診買いか?

投資

2021-09-09 米国株式市場 相場概況

 

概要

9/9のアメリカの株式市場の相場は、下記主要3指数ともに続落となりました。

新型コロナデルタ変異株感染拡大による景気減速の兆候を警戒しているのでしょうか。

米国30年債入札は旺盛な買いが確認され米国債の金利は低下しました

 

名称 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
34,879.38 -151.69 -0.43% -0.63% +24.83% 6:04
4,493.28 -20.79 -0.46% +1.27% +34.56% 6:04
15,248.25 -38.39 -0.25% +3.11% +36.86% 6:16

(出典:Bloomberg

個別株の状況

 

2020年9月の相場では以下のように、9/2(水曜)を起点に10%ほど下落をしました。

 

以下はS&P500指数の20年間を平均した1年間の株価推移です。

例年9,10月は株価が下がる傾向があります。今年も例年と同じように9月~10月は下落するのでしょうか?

S&P 500 Index Seasonal Chart

S&P 500 Index Seasonal Chart

 

 

相場ニュース

(1)債券購入ペース減速はテーパリングではない

欧州中央銀行(ECB)はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の購入ペースを10-12月(第4四半期)に「やや減速」させる。ラガルド総裁はただ、記者会見でこれは「テーパリングではない」と言明。「PEPPを向こう3カ月について微調整する」という決定だと説明した。総裁はユーロ圏経済の回復が「ますます進展している」と述べ、購入を減速させても回復が続くことに自信を示した。ロイター通信によると、新たな購入目標は月額600億~700億ユーロに設定された。

(2)ワクチン義務化

バイデン米大統領は連邦政府職員と契約職員のすべてに新型コロナウイルスワクチンの接種を義務づける方針を発表する。同方針について大統領令に署名する予定だと、匿名の関係者が明らかにした。米国ではデルタ変異株の感染拡大で、一部の地域では病院が患者を受け入れられなくなっている。大統領は米東部時間午後5時にホワイトハウスで演説する。一部の雇用主に従業員のワクチン接種か検査を義務づけるため、政府に新たなルール策定を指示する見通し。

(3)食事は自前で

ゴールドマン・サックス・グループは来週からロンドンのオフィスで、社会的距離を取る規則を廃止し、オフィス収容人数の100%出社を認める。同社の英国従業員は「大多数」がワクチン接種を完了しており、既にロンドンでは人員の約半数が日々出社している。共用エリアでのマスク着用とウイルス検査は引き続き義務付ける。オフィス近隣の飲食店などの業務再開を後押しするため、オフィスで提供している無料の食事を今月20日に終了する。

(4)中国による原油備蓄放出

中国は初めて原油備蓄を放出した。北半球の今夏、大半の時期で1バレル=70ドルを超えていた原油価格を抑制する狙い。発表を受け、原油先物相場はロンドン、ニューヨーク両市場で下落に転じた。原材料価格の上昇に伴う圧力を軽減しようと、中国はこれまでにも他の一部商品(コモディティー)で国家備蓄の放出を行ってきている。今回の原油備蓄放出は主として、製油と化学事業を一体的に手掛ける国内企業向け。

(5)中国恒大集団の債券交渉

3000億ドル(約33兆円)を超える債務の支払い期限を巡り、不動産開発大手の中国恒大集団が提案した債権者との再交渉が中国当局に承認された。資金繰りに苦しむ恒大に一時の猶予が与えられる。事情に詳しい関係者によれば、恒大は一部融資で利払いおよび元本の支払期限を守れなかったことから、再交渉計画を先月提示。同国の金融監督トップである金融安定発展委員会(FSDC)がこれを承認した。

上記の相場ニュースの諸元についてはこちらを参照ください。Bloomberg

 

 

現時点の相場観

足元では大きな相場の変動はなく、8月までの株価上昇の勢いは無くなっています。テクニカル的にはS&P500もNASDAQ100(QQQ)もMACDがデットクロスし、下落トレンド入りが確認されます。

短期的に反発する可能性はあり、9/10の相場が再度下落する場合は一旦打診買いが有効でしょうか。9/21まで引き続き下落する可能性は高いと考えています。

9月下旬以降は堅調な相場になるかもしれません。10月中旬に下落がある場合は二番底となるのでしょうか。

グロース銘柄については、年末に向けてバリュー株を上回る上昇が見られると考えています。

特に、NASDAQ100(QQQ)については下落局面は押し目買いの好機となりそうです。

 

前回の記事も合わせてご覧ください。

【米国株の見通し】相場の勢いが失われ、下落トレンド入りか??

9/8のアメリカの株式市場の相場は、下記主要3指数ともに下落しました。

NY連銀総裁は米FRB(連邦準備理事会)による量的金融緩和縮小(テーパリング)の年内開始が適当と発言していることもあり、ナスダック総合指数の下げが目立っています。

相場は今週に入り上値の重い展開となっていますね。相場の勢いが失われつつあります。

相場のサイクルでは、新月・満月のタイミングでトレンドが変わる確率が高く、現在新月から2日経っています。そろそろ下落トレンド入りでしょうか??

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SP500

NASDAQ100

米国債10年利回り

SP500VIX

 

備考

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通常のETF購入では自己資金すべて投資すると株価下落時に押し目買いができませんが、

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ぜひ、過去の下記記事も合わせてご覧ください。

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