米国のS&P500とNASDAQ100等にレバレッジをかけて投資します。レバレッジは3倍ほど。

【米国株の見通し】大型グロース株は堅調 投資資金の流れを注視

投資

2021-09-07 米国株式市場 相場概況

 

概要

9/7のレイバーデー明けのアメリカの株式市場の相場は、下記主要3指数ともに小幅な値動きでした。

その中でもナスダック総合指数はわずかながら最高値更新をしています。

個別株では大型株が堅調ですが、それ以外の株は軟調なのが懸念されます。

名称 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
35,100.00 -269.09 -0.76% -0.31% +24.76% 6:06
4,520.03 -15.40 -0.34% +1.88% +35.66% 6:06
15,374.33 +10.81 +0.07% +3.63% +35.90% 6:16

(出典:Bloomberg

個別株の状況

 

2020年9月の相場では以下のように、9/2(水曜)を起点に10%ほど下落をしました。

 

以下はS&P500指数の20年間を平均した1年間の株価推移です。

例年9,10月は株価が下がる傾向があります。今年も例年と同じように9月~10月は下落するのでしょうか?

S&P 500 Index Seasonal Chart

S&P 500 Index Seasonal Chart

 

 

相場ニュース

(1)エルサルバドルのビットコイン

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは中米エルサルバドルの法定通貨化に問題が生じていると伝えられ、一時17%急落して1カ月ぶりの安値を付けた。エルサルバドルはこの日、世界で初めてビットコインを法定通貨としたが、技術的な問題を理由に公式の電子財布「CHIVO(チボ)」へのアクセスを停止した。同日中にはダウンロードできるようテストを行うとしている。

 

(2)英国 コロナ増税

ジョンソン英首相は労働者と企業、株主らを対象とした増税計画を明らかにした。国家医療制度(NHS)への支援や、「機能不全に陥った」社会福祉制度を改革する財源に回す。国民保険料は来年から1.25%引き上げられる計画で、主要税率は引き上げないとした公約に反する。配当課税も1.25%増税される方針。今後3年間で360億ポンド(約5兆4660億円)の財源を確保する見通しだ。

(3)在宅勤務はリスクの敵

世界最大のインターディーラーブローカー、英TP・ICAPグループは金融市場が「異例の静けさ」だと指摘。ニコラス・ブレトー最高経営責任者(CEO)はインタビューで、「もっとボラティリティー(変動性)が必要だ。また率直に言って、顧客もオフィスでの勤務を増やしてもっとリスクポジションを取るべきだ」と語った。同社の世界戦略責任者、ジョアナ・ネーダー氏は在宅だと監視が難しいため、金融機関はトレーダーのリスク限度をより低くしたいと考えると説明した。

 

(4)コロナと共生

コロナ禍からの脱却に向けて先頭を走っていたイスラエルが、今では世界でも特に深刻な感染ホットスポットになっている。9月4日までの1週間では人口当たりの感染症例が世界最多となった。シェバ医療センターのレシャム教授は、「ロックダウンなしの生活を維持し、多数の入院や死亡を避けられるのであれば、コロナとの共生はこのような感じになる」と語った。ワクチンの感染予防効果が下がったしても、なお重症化は防げることをデータは示している。

 

上記の相場ニュースの諸元についてはこちらを参照ください。Bloomberg

 

 

現時点の相場観

現時点の相場観レイバーデー明けの相場では大きな変動はありませんでした。気になる点としては、

  • 一部の大型グロース株が堅調ですが、それ以外の株は下げている点
  • 米国株10年金利が上昇トレンドを見せている点

です。GAFAM+のような大型グロース株は現金の代わりに資金が集まる銘柄ですので、今の相場としてはキャッシュポジションに切り替えている投資家が多いということでしょうか。

足元の方向性は見えづらい中ですが、S&P500とNASDAQ100の買い場は足元~9/21と考えています。下落時は積極的に買い増ししたいですね。

 

9月下旬以降は堅調な相場になるかもしれません。10月中旬に下落がある場合は二番底となるのでしょうか。

グロース銘柄については、年末に向けてバリュー株を上回る上昇が見られると考えています。

特に、NASDAQ100(QQQ)については下落局面は押し目買いの好機となりそうです。

 

前回の記事も合わせてご覧ください。

【米国株の見通し】堅調な相場が続くか 9/6以降レイバーデー明けの相場に注意

9/3のアメリカの株式市場の相場は、下記主要3指数ともに小幅な値動きでした。

雇用統計発表を受けて一時株価は上下に変動しましたが、終値ベースでは小幅な動きです。

個別株では大型株が堅調ですが、それ以外の株は軟調なのが懸念されます。

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SP500

NASDAQ100

米国債10年利回り

SP500VIX

 

備考

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GMOクリック証券の株価指数のCFD商品は金利負担が無く、長期保有しても利息負担がありません。

通常のETF購入では自己資金すべて投資すると株価下落時に押し目買いができませんが、

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ぜひ、過去の下記記事も合わせてご覧ください。

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