【米国株の見通し】FOMC無事通過で上昇! 10月上旬までは上昇トレンドとなるか?
2021-09-22 米国株式市場 相場概況
概要
9/22のアメリカの株式市場の相場は、FOMCが無事通過し、各指数+1%の上昇となりました。
株式市場が事前に想定していた範囲内の内容であったことで、市場に安心感が広まったのでしょう。
S&P500は今回も月の満ち欠けのサイクル通り、満月を機に反発しましたね!
次のイベントとしては10/8の雇用統計発表と、10/14のFOMC議事録公表です。
個別株ではフェイスブックが大幅に下落しており、押し目買いのチャンスを狙いたいところです。
名称 | 値 | 前日比 | 前日比(%) | 1ヶ月利回り変化幅 | 年間利回り変化幅 | 更新日時 (JST) |
---|---|---|---|---|---|---|
INDU:IND
NYダウ 工業株30種
|
34,258.32 | +338.48 | ||||
SPX:IND
S&P 500種
|
4,395.64 | +41.45 | ||||
CCMP:IND
ナスダック 総合指数
|
14,896.85 | +150.45 |
(出典:Bloomberg)
個別株の状況

2020年9月相場
2020年9月の相場では以下のように、9/2(水曜)を起点に10%ほど下落をしました。
S&P500指数の季節性
以下はS&P500指数の20年間を平均した1年間の株価推移です。
例年9,10月は株価が下がる傾向があります。今年も例年と同じように9月~10月は下落するのでしょうか?
S&P500の月別リターン

What Are the Average Stock Market Returns by Month?
相場ニュース
(1)FRB議長、テーパリング11月開始の可能性指摘-22年半ば完了も
米連邦公開市場委員会(FOMC)は21、22両日に開催した定例会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0-0.25%で据え置くことを決定した。また債券購入プログラムのテーパリング(段階的縮小)を近く開始する可能性が高いことを示唆したほか、2022年に利上げを開始する方向に当局者らが傾きつつあることを明らかにした。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、11月にもテーパリングを開始し得るとしたほか、22年半ばまでに完了する可能性があるとの認識を示した。
(2)【米国市況】株上昇、国債利回り曲線フラット化-FOMC政策決定後
22日の米株式相場は上昇。米国債の利回り曲線はフラット化した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は、債券購入プログラムのテーパリング(段階的縮小)を近く開始する可能性が高いことを示唆した。
上記の相場ニュースの諸元についてはこちらを参照ください。Bloomberg
現時点の相場観
9/22の相場は上昇となり、ここから10月上旬まで上昇トレンドに切り替わると見ています。
10/8の雇用統計を機会に、相場は再度下落方向に転換し、10/14のFOMC議事録公表あたりで相場が下値を探る展開になるのではと考えています。
10月8日まで上昇トレンドになると考えており、押し目があれば買いのチャンスでしょう。その後、10/19に向けて再度下落の可能性が高く、今年最後の買いの好機になると考えています。NASDAQ100を中心に買いを行っていきます。
グロース銘柄については、年末に向けてバリュー株を上回る上昇が見られると考えています。
特に、NASDAQ100(QQQ)については下落局面は押し目買いの好機となりそうです。
前回の記事
こちらも合わせてご覧ください。
SP500
NASDAQ100
米国債10年利回り
SP500VIX
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