米国のS&P500とNASDAQ100等にレバレッジをかけて投資します。レバレッジは3倍ほど。

【米国株の見通し】方向感の見極めが難しい相場。ポジションを現金化も選択肢! 9/21頃までは下落に注意か。

投資

2021-09-16 米国株式市場 相場概況

 

概要

9/16のアメリカの株式市場の相場は、ナスダックが小幅上昇、S&P500指数は小幅下落となりました。

しかしながら、場中は上下に価格変動が起きており、明日以降の相場の方向感の見極めが難しい印象です。

必要以上のポジションは現金化して、しばらく相場観察した方が良さそうですね。

名称 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
34,751.32 -63.07 -0.18% -1.67% +23.97% 6:07
4,473.75 -6.95 -0.16% +0.58% +33.27% 6:07
15,181.93 +20.40 +0.13% +2.62% +37.39% 6:16

(出典:Bloomberg

個別株の状況

 

2020年9月の相場では以下のように、9/2(水曜)を起点に10%ほど下落をしました。

 

以下はS&P500指数の20年間を平均した1年間の株価推移です。

例年9,10月は株価が下がる傾向があります。今年も例年と同じように9月~10月は下落するのでしょうか?

S&P 500 Index Seasonal Chart

S&P 500 Index Seasonal Chart

 

 

相場ニュース

Bloomberg

(1)TPP経済圏が拡大か

中国は環太平洋連携協定(TPP)への加入を正式に申請した。TPPは元々、力を増す中国に対抗する経済ブロックを発足させる狙いで、米国が構想したものだったが、トランプ前大統領が2017年に撤退を決め、日本主導で内容が修正され、まとめ上げられた。習近平国家主席が2020年に参加に関心を表明して以降、中国は水面下で数カ月にわたって協議を進めていた。現在のTPP加盟国は11カ国で、今年に入り英国も加入を申請していた。

(2)中国のランキング

世界銀行の年次報告書「ビジネス環境の現状」を巡る調査報告書は、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事が世界銀行の最高経営責任者(CEO)だった当時、中国のランキングを上げるよう内部で圧力をかけたと指摘した。ゲオルギエワ氏は調査結果には同意できないとしている。世銀は昨年12月に発表したレビューで、2017年10月に発行された18年版報告書での中国のランキングは78位ではなく、本来は7つ下の85位であるべきだったと報告していた。

(3)米小売売上高 予想外れる

8月の米小売売上高は前月比で0.7%増と、予想外に増加した。自動車需要は弱かったものの、大半のカテゴリーで売り上げの伸びが加速した。自動車を除くベースでは1.8%増と、5カ月ぶりの大幅増。デルタ変異株の影響で旅行や娯楽などのサービス需要は抑制されている。小売売上高の統計では唯一、サービス関連支出のカテゴリーである飲食店は前月比横ばいとなった。国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア売上高は2.5%増加と、5カ月ぶりの大幅な伸びを示した。

(4)次のFAANG

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)は未来の「FAANG」を発掘しようとしている。16日にローンチのアクティブ運用型ETF「ゴールドマン・サックス・フューチャー・テック・リーダーズ・エクイティー(GTEK)」で、先進国および新興国のハイテク企業を組み入れ、ゴールドマン自身も顧客と共に投資する。GSAMでファンダメンタル株式の共同責任者を務めるケイティ・コッチ氏は「新規株式公開(IPO)から株価が17万5000%上昇する次の企業」を探すことに尽力していると語った。

(5)長い道のり

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)の米州事業トップは2022年後半まで米国での自動車生産が通常の水準に戻らないとの見方を示した。新型コロナウイルス感染急拡大で、マレーシアでサプライチェーンの問題が新たに発生したことが理由。VWグループ米州部門のスコット・キオ最高経営責任者(CEO)は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が半導体生産と需要との間にある「構造的なギャップ」を顕在化させたと指摘した。

上記の相場ニュースの諸元についてはこちらを参照ください。Bloomberg

 

 

現時点の相場観

これまでの下落トレンドは一旦終わり、横ばいの相場となっています。

9/21まで引き続き下落する可能性は高いと考えています。再度下落があった場合は押し目買いの好機となると考えています。

本格的な上昇トレンドへの変更は9月下旬以降と考えています。10月中旬に下落がある場合は二番底となるのでしょうか。

グロース銘柄については、年末に向けてバリュー株を上回る上昇が見られると考えています。

特に、NASDAQ100(QQQ)については下落局面は押し目買いの好機となりそうです。

 

前回の記事も合わせてご覧ください。

【米国株の見通し】米国株は主要3指数ともに一旦の反発明日以降、上昇トレンドへ転換するかは慎重に見極めが必要か?

9/15のアメリカの株式市場の相場は、主要3指数ともに反発し、それぞれ1%弱の上昇となりました。

個別株も全般的に上昇していますね。

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SP500

NASDAQ100

米国債10年利回り

SP500VIX

 

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