米国のS&P500とNASDAQ100等にレバレッジをかけて投資します。レバレッジは3倍ほど。

【米国株の見通し】今週は押し目買いの好機! ナスダック100はまだ下落の余地有り!

投資

2021-09-10 米国株式市場 相場概況

 

概要

9/10のアメリカの株式市場の相場は、下記主要3指数ともに続落となり、S&P500は最高値更新の9/2から5日連続の下落となりました。

9月に入り8月までの上昇相場に変調が起きているように見受けられます。

米生産者物価の上昇もあり米国債10年金利は上昇しています。

 

名称 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
34,607.72 -271.66 -0.78% -2.56% +25.09% 2021/09/11
4,458.58 -34.70 -0.77% -0.21% +33.45% 2021/09/11
15,115.49 -132.76 -0.87% +1.97% +39.27% 2021/09/11

(出典:Bloomberg

個別株の状況

AAPLが裁判結果を受けて大きく下落しています。

 

2020年9月の相場では以下のように、9/2(水曜)を起点に10%ほど下落をしました。

 

以下はS&P500指数の20年間を平均した1年間の株価推移です。

例年9,10月は株価が下がる傾向があります。今年も例年と同じように9月~10月は下落するのでしょうか?

S&P 500 Index Seasonal Chart

S&P 500 Index Seasonal Chart

 

 

相場ニュース

(1)米同時多発テロ 結論下さず

2001年9月11日の米同時多発テロでサウジアラビアが実行犯を支援したとの疑惑について、米連邦捜査局(FBI)はこの調査に関する内部文書の機密扱いを解除した。一部黒塗りのまま開示された16ページの同文書は、この疑惑に関していかなる結論も下していないが、サウジ外交官1人を含め、当時米国に住んでいたサウジ国籍を持つ複数の人物とテロリストらのつながりや、連絡のやり取りを詳細に示している。サウジ政府は同事件へのいかなる関与も一貫して否定している。

(2)インフラ法案 非現実的

米民主党穏健派のマンチン上院議員は3兆5000億ドル(約383兆円)規模の税制・支出計画への反対をあらためて表明。緊急性がみられないほか、インフレへの影響も懸念していると述べた。下院民主党は同計画について、超党派で上院を通過した5500億ドル規模のインフラ法案と並行して前進させたい意向だが、マンチン氏は下院がインフラ法案を9月27日の期限までに採決できるとは思えないと示唆した。

(3)設備投資 攻めの戦略

グローバル企業の設備投資意欲が著しく高まっている。供給サイドではコロナ禍で膨らんだ受注残や、環境に一段と配慮するよう求める動き、深刻な半導体不足が投資の勢いに弾みをつけている。需要サイドでは消費繰り延べが設備投資の必要性を裏付けている。S&Pグローバル・レーティングによると、世界全体で企業の設備投資は今年13%増える見込み。全地域と広範なセクターで伸びており、特に半導体や小売り、ソフトウエア、運輸での増加が目立つという

(4)日本株 アベノミクス以来

外国人投資家が日本株に戻ってきた。菅義偉首相が自民党総裁選に出馬しないと表明したことがきっかけだ。日本株は今年、先進国市場の中での出遅れ感が目立っていたが、東京証券取引所の1部では今月3日までの週で海外投資家の買い越しが3636億円に上り、外国勢の回帰を印象付けた。日本取引所グループのデータによると、このままいけば今年の海外勢による日本株買いはアベノミクスへの期待が強まった13年以来の高水準に達し、外国人投資家の買い越しは17年以来ということになる。

(5)ステーブルコイン システミックな脅威

法定通貨の価値に連動するテザーなどのステーブルコインについて、米財務省など連邦機関は金融の安定性を脅かすものかどうか正式調査の開始を議論している。調査の結果次第では、暗号資産市場で急拡大しているステーブルコインが大幅に監視を強化される可能性がある。トレーダーはビットコインなどの購入にステーブルコインを広く用いており、金融システムへのシステミックな脅威だと認定されれば、状況は一変する可能性がある。

 

上記の相場ニュースの諸元についてはこちらを参照ください。Bloomberg

 

 

現時点の相場観

足元では大きな相場の変動はなく、8月までの株価上昇の勢いは無くなっています。9月に入り下落トレンドが鮮明になってきました。

9/21まで引き続き下落する可能性は高いと考えています。特にナスダックはまだ3%下落余地があるでしょう。下落時は押し目買いの好機となると考えています。

9月下旬以降は堅調な相場になるかもしれません。10月中旬に下落がある場合は二番底となるのでしょうか。

グロース銘柄については、年末に向けてバリュー株を上回る上昇が見られると考えています。

特に、NASDAQ100(QQQ)については下落局面は押し目買いの好機となりそうです。

 

前回の記事も合わせてご覧ください。

【米国株の見通し】主要3指数は下落継続! 9/10は一旦打診買いか?

9/9のアメリカの株式市場の相場は、下記主要3指数ともに続落となりました。

新型コロナデルタ変異株感染拡大による景気減速の兆候を警戒しているのでしょうか。

米国30年債入札は旺盛な買いが確認され米国債の金利は低下しました。

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SP500

NASDAQ100

米国債10年利回り

SP500VIX

 

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ぜひ、過去の下記記事も合わせてご覧ください。

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