米国のS&P500とNASDAQ100等にレバレッジをかけて投資します。レバレッジは3倍ほど。

[June 1, 2021] 米国株ロングポジションのレバレッジを4.7倍から1.6倍へ変更

投資

現時点の相場観

私は米国株の相場観として以下の通り考えております。

  • 6月初中旬に相場が急落
  • 7月までサマーラリー発生
  • 9月、10月に相場が暴落

その相場観のもと、

6/1時点でロングポジションのレバレッジを4.7倍から1.6倍へ縮小しました。

今後、利確かショートヘッジか、どちらかを用いて、ロングポジションを解消(レバレッジ0)にしたいと考えております。

 

相場観の背景

昨日の米ISM製造業景況指数のニュースでも情報が流れていますが、現在の雇用環境のミスマッチが、上記相場観の背景です。

米ISM製造業景況指数、5月は拡大ペース加速-新規受注が堅調

この記事でも着目したのは以下の記述です。

 ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は、「調査対象の企業とそのサプライチェーンは人材確保や労働者保持の困難を背景に、強い需要への対応が引き続き難しい状況だ」と発表文で指摘。「製造業の回復はまず最初に需要の問題に対応するという局面から、今ではバリューチェーン全般の労働力の問題を克服することに移ってきた」と述べた。

  雇用指数は6カ月ぶり低水準の50.9。前月は55.1だった。フィオレ会長は記者団との電話会議で、政府の失業保険延長給付が失効すれば、労働市場は「需要と供給のバランスがもっと取れてくる」と指摘した。

 


現在は景気回復に向けた製造業の生産増加に対して、人材不足が起きており、求人は多くあるものの、失業給付金があるため労働者が仕事をしようとしないという、ミスマッチが起きていると考えております。

そのため、まだFRBがテーパリングを始める要件は整っていないものの、足元の環境は雇用環境が改善しており、このミスマッチは表面化しないものの、いずれミスマッチが解消されたときに、相場への打撃が非常に大きなものになると考えております。

夏頃に失業保険延長給付が失効すると秋頃から雇用の需要と供給のバランスが改善され、それが統計データに反映されると、株式市場の暴落の可能性が高いと睨んでいます。

 

ポジション戦略

昨年来の株式市場の上層相場でCFDのロングポジションの建玉約定価格は、現在の相場よりも低いため、

私は利確の前にショートポジションを積み増して、相場の急変に備えようと考えております。

  • まずは6月の軽い急落がある場合に備えて、ショートヘッジを行い、6月の下落が落ち着いたらショートヘッジを解消。
  • 7月のサマーラリー時点ではショートポジションは解消して望む。

というイメージです。