2021/05/07 (更新日: 2021/07/30)

GMOクリック証券のCFD

GMOクリック証券のCFDとは？

GMOクリック証券では以下のCFD商品が取り扱いされています。

口座	株価指数CFD	商品CFD	バラエティCFD	株式CFD商品
参照原資産	株価指数先物、 ETF（株価指数連動型）	商品現物、商品先物	ハイレバレッジ型ETF、ETN REIT型ETF その他指数先物	株式現物
レバレッジ	10倍	20倍	5倍	5倍

当ブログでは、上記CFD商品のうち、株価指数先物をメインに記事に取り上げます。株価指数の特徴は以下のものです。

ここで重要なのは、GMOクリック証券の株価指数のCFDは、「金利調整額が発生しない」というポイントです。

株価指数先物はレバレッジ１０倍までかけることができます。これは４万円の元手に対して、４０万円分の値動きが発生するということになります。

通常、４万円のETF購入では、5%値上がりすると、4万円×5%=2000円増加になります。

これが、レバレッジ10倍となると、4万円×10倍×5%=20000円増加となります。

5%の値上がりが、50%の効果があったということです。

このようなレバレッジをかけたポジションを取る場合、通常のCFDでは金利負担が発生します。

CFDでポジションを保有する場合は、金利負担をいかに下げるかが資産形成の上で、重要なポイントとなります。

楽天証券やDMMなどのCFDでは、株価指数でも金利負担がかかります。毎日、レバレッジ10倍のポジションに対して、約年利3%相当の金利負担が発生します。

楽天証券の金利相当額の年利は以下の通り推測されます。

2021/5/17時点として、US500(S&P500)の価格が約4,160ドル、１ドル＝109円とする場合。
保有ポジションは1建玉あたり、4,160×109=453,440円
5/18の受取日の買い建玉の金利相当額は、-0.36ドル（＝39.24円）。1日ポジションを取ると40円ほど金利負担発生。
金利負担の割合は、仮に5/18の金利相当額が１年間横置きとすると、39.24×365日＝14,322円が１年間で発生する費用。14,322÷453,440=3.15%
上記のUS500の証拠金は約45,344円のため、約45000円の元手に対して、１年間CFDでのポジションを取ると、14,000円も費用が発生することになります。

（重要）GMOクリック証券では金利相当額の負担が発生しないため、ずっとポジションを持っていても、楽天証券のような費用負担（金利相当額）が発生しません。

なお、GMOクリック証券でも、株価指数以外の商品は、楽天証券のように金利相当額の負担が発生します。

GMOクリック証券で取引可能な株価指数の商品は以下になります。

CFD銘柄名	参照原資産/取引所	呼値	通貨	取引単位	取引時間
日本225	日経225先物/SGX・CME	1円	JPY	CFD価格の10倍	月曜〜金曜の 8：30〜翌7：00 (米国夏時間 8：30〜翌6：00）
米国30	NYダウ先物/CME	1ドル	USD	CFD価格の0.1倍	月曜〜金曜の 8：00〜翌6：15 (米国夏時間 7：00〜翌5：15)
米国S500	S&P500先物/CME	0.1ドル	USD	CFD価格の1倍	月曜〜金曜の 8：00〜翌6：15 (米国夏時間 7：00〜翌5：15)
米国NQ100	NASDAQ100先物/CME	0.1ドル	USD	CFD価格の1倍	月曜〜金曜の 8：00〜翌6：15 (米国夏時間 7：00〜翌5：15)
上海A50	FTSE中国A50先物/SGX	1ドル	USD	CFD価格の0.1倍	月曜〜金曜の 10：15〜16：25
インドNIF	Nifty50先物/SGX	0.1ドル	USD	CFD価格の0.1倍	月曜〜金曜の 10：00〜19：10、 20：15〜翌2：30
イギリス100	FTSE100先物/ICE	0.1ポンド	GBP	CFD価格の0.1倍	月曜〜金曜の 17：00〜翌6：00 （欧州夏時間 16：00〜翌5：00）
ドイツ30	ドイツDAX先物/EUREX	0.1ユーロ	EUR	CFD価格の0.1倍	月曜〜金曜の 16：00〜翌6：00 （欧州夏時間 15：00〜翌5：00）
ユーロ50	ユーロ・ストックス50先物/EUREX	0.1ユーロ	EUR	CFD価格の0.1倍	月曜〜金曜の 16：00〜翌6：00 （欧州夏時間 15：00〜翌5：00）
香港H	香港ハンセン先物/HKEX	1ドル	HKD	CFD価格の1倍	月曜〜金曜の 10：15〜13：00、 14：00〜17：15