[2021-08-23]米国株の相場概況 NASDAQ総合指数が最高値更新!!!
2021-08-23 相場概況
概要
8/23の米国株式市場の相場は、下記3指数ともに上昇でした。ナスダック総合指数ともに最高値更新となります。
パウエルFRB議長が再任される見通しというニュースが出て、市場に安心感が広まったのでしょうか。
名称 | 値 | 前日比 | 前日比(%) | 1ヶ月利回り変化幅 | 年間利回り変化幅 | 更新日時 (JST) |
---|---|---|---|---|---|---|
INDU:IND
NYダウ 工業株30種
|
35,335.71 | +215.63 | ||||
SPX:IND
S&P 500種
|
4,479.53 | +37.86 | ||||
CCMP:IND
ナスダック 総合指数
|
14,942.65 | +227.99 |
(出典:Bloomberg)
こちらはS&P500のヒートマップです。

相場ニュースと感想
(1)FDAがワクチン正式承認
米食品医薬品局(FDA)は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンを正式承認した。これにより、ファイザー・ビオンテック製ワクチンに対する信頼性が高まり、雇用主や企業の間でワクチン接種を義務付ける動きが一段と広がる公算が大きい。ファイザー株は上昇。
(2)米国債の弱気派に心の支え
米国債利回りが上昇すると見込む投資家は、シティグループおよび「世紀の空売り」で有名なマイケル・バーリ氏のお墨付きを得た。シティのストラテジストは米景気回復に加え、米金融当局によるテーパリングが見込まれることから、利回り上昇を見込むポジション構築を勧めた。バーリ氏のサイオン・アセット・マネジメントも同様の見方だ。
(3)米企業活動の減速が鮮明化
IHSマークイットが発表した8月の総合(コンポジット)購買担当者指数(PMI)速報値は55.4に低下。米国の企業活動は引き続き拡大ペースが減速し、8カ月ぶりの低水準となった。原材料や労働力の不足、新型コロナウイルス感染の急拡大が背景にある。総合PMIの投入価格指数は過去2番目に高い水準と、インフレ圧力が続いていることが示唆された。
(4)マレーシアがアキレス腱に
マレーシアでの新型コロナウイルス感染急増が、世界の自動車メーカーを襲っている半導体不足に拍車を掛ける恐れがある。自動車向け半導体の主要サプライヤーであるSTマイクロエレクトロニクスとインフィニオン・テクノロジーズは同国施設の一時閉鎖を余儀なくされた。マレーシアのコロナ禍はフォードの人気車種「F-150」にも影響している。
上記の相場ニュースの諸元についてはこちらを参照ください。Bloomberg
現時点の相場観
NASDAQ100は8月末まで堅調に推移すると考え、ロングポジションをとっています。
その後、9月に入り下げ始め、9/9の底まで下落が続きそうでしょうか?
7,8月に新規購入した買いポジションについては、一旦利確も視野に入ります。キャッシュポジションを高め、9/9と9/21、10/28頃は押し目買いの好機と考えています。
前回の記事も合わせてご覧ください。

[2021-08-13]米国株の相場概況 S&P500は4日連続の最高値更新!!!
8/13の米国株式市場の相場は、全指数が上昇でした。S&P500指数は4日連続での最高値更新となります。
他方、米消費者マインド指数が大幅な悪化となり、上値の重い展開となりました。国債利回りは低下しました。
SP500
NASDAQ100
米国債10年利回り
SP500VIX
備考
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