米国のS&P500とNASDAQ100等にレバレッジをかけて投資します。レバレッジは3倍ほど。

[2021-08-03]米国株の相場概況 相場は横ばいが続く。米国10年国債金利は引き続き下落。

投資

2021-08-03 相場概況

 

概要

8/3の米国株式市場の相場は、S&P500が最高値を更新するなど堅調な値動きです。ただし、更新幅は小さいため、上値の重い展開が続き、ここ1周間は横ばいとなっています。8/6の雇用統計の発表まで様子見ムードの模様です。

名称 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
35,116.40 +278.24 +0.80% +0.95% +31.70% 5:58
4,423.15 +35.99 +0.82% +1.63% +33.77% 5:58
14,761.30 +80.23 +0.55% +0.83% +35.39% 6:16

 

(出典:Bloomberg

 

こちらはS&P500のヒートマップです。個別の株価も一進一退の値動きですね。

 

相場ニュースと感想

(1)NVIDIAによるアーム買収が阻止される?
半導体メーカー、米エヌビディアによる英半導体設計会社アームの買収計画について、英国は安全保障にリスクが及ぶ可能性を理由に阻止することを検討している。関係者が明らかにした。最終決定は下されておらず、英国は一定の条件付きでアーム買収を承認する可能性もあるという。エヌビディアは昨年9月、アームをソフトバンクグループとソフトバンク・ビジョン・ファンドから400億ドル(現在のレートで約4兆3600億円)で取得すると発表した。

(2)ゴール遠のく
新型コロナウイルスの変異株感染が拡大しているために集団免疫を達成できる目安は押し上げられ、人口の80%超が免疫を獲得する必要があると、米国感染症学会が指摘した。その目安は同90%に近づく可能性もあるという。ハードルは従来想定の60-70%と比較して「かなり高くなった」と、アラバマ大学バーミングハム校のリチャード・フランコ助教授は説明。デルタ変異株の感染力が従来ウイルスの2倍であることを理由に挙げた。

昨日のMRNAとPFEは大幅高となっています。デルタ変異株の感染拡大のため、ワクチン接種が3回目が必要になるということが好材料視されているのでしょうか。

 

(3)SEC委員長、ビットコイン先物に特化したETF承認の可能性を示唆

米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は、暗号資産(仮想通貨)が投資対象の主流に加わるために極めて重要とされるビットコイン上場投資信託(ETF)の承認に道が開かれる可能性を示唆した。

ビットコインの価格上昇にポジティブなニュースが続きますね。

 

上記の相場ニュースの諸元についてはこちらを参照ください。Bloomberg

 

 

現時点の相場観

8/6の雇用統計発表前後は乱調相場になるのではないかと考えています。8/26-28でジャクソンホールが開催され、テーパリング発表の可能性に警戒して、株式のポジティブを縮小させる動きが考えられることから、お盆にかけて相場は下落していくのではないかと想定しています。

今週も引き続き、急落があった場合は打診買いを行い、ストップロスを設定して、大きな損失にならないことに注意して、押し目買いという戦略でしょうか。

また今週8/6は重要な雇用統計発表を控えています。それまでは方向感が見えにくい相場となりつつ、雇用統計発表前後はボラティリティーの高い相場となりそうです。

一時的には急落のある可能性も視野に入れるべきでしょう。

 

前回の記事も合わせてご覧ください。

[2021-08-02]米国株の相場概況 小幅な値動き。今週末の雇用統計待ちか?

8/2の米国株式市場の相場は、小幅な値動きとなっています。

ISMが発表した7月の製造業総合景況指数が市場予想を下回り、経済活動拡大ペースがやや鈍っています。

雇用統計が改善するとテーパリングが始まるというニュースも多く聞こえるようになり、株価は上値の重い展開です。

また米国10年国債利回りがさらに低下するなど、景気減退への懸念が市場の中で強まってきているのでしょう。

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備考

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