米国のS&P500とNASDAQ100等にレバレッジをかけて投資します。レバレッジは3倍ほど。

[2021-07-30]米国株の相場概況 8/2週はボラティリティーの高い週となるか

投資

2021-07-30 相場概況

 

概要

7/30の米国株式市場の相場は、終値では小幅安となっていますが、取引時間中はアマゾンの決算売りを受けて、大幅安で始まりました。

引き続き、過熱感が見られたここまでの上昇に対して、市場は下落のためのイベント待ちの様相もありましたので、ここから下落トレンド入りになるのか、要注意ですね。

名称 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
34,935.47 -149.06 -0.42% +0.43% +32.19% 2021/07/30
4,395.26 -23.89 -0.54% +0.99% +34.37% 2021/07/30
14,672.68 -105.58 -0.71% +0.23% +36.55% 2021/07/30

 

(出典:Bloomberg

 

個別の株価では、大型グロース株が軟調ですね。

 

相場ニュースと感想

(1)米インフラ包括法案
規模5500億ドル(約60兆3500億円)の米インフラ包括法案は、文面の最終調整が終了した。これにより上院での審議を経て、今週中に可決される可能性が高くなった。ただ法案成立に必要となる下院での審議は、夏休み明けの9月以降になる。同法案が可決されれば、バイデン政権が柱とする3兆5000億ドルの支出・税制計画が実現に向けて動き出す。

経済対策の実行が着実に進むとは株価にポジティブな影響がありますので、引き続き同行はチェックが必要ですね。

(2)デルタ変異株の感染拡大と就労意欲にへの影響
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はデルタ変異株の感染拡大で労働者の就労意欲が抑制され、景気回復を損なう恐れがあると指摘した。「デルタ株への不安が広がれば、労働市場の回復が一部遅れかねない。従って景気回復の足を引っ張ることになる」と説明した。景気刺激措置の縮小を開始するタイミングについては、まだその時期ではないと発言。一方でセントルイス連銀のブラード総裁はこれより先、9月に資産購入の縮小開始について決定するのが望ましいと述べている。

コロナの変異株の影響は注視が必要です。株価への影響は、労働市場の回復が遅れることの金融緩和政策継続と、景気回復の鈍化のどちらが影響が大きく出るのか、市場の反応を慎重に見極めることが重要です。

上記の相場ニュースの諸元についてはこちらを参照ください。Bloomberg

 

現時点の相場観

引き続き相場下落があった場合は、押し目買いの好機となり、8月1週目までは相場は堅調に推移すると考えています。

懸念材料としては変異株のニュースが今後どれだけ大きなものとして報じられるか、でしょうか。

今週も引き続き、急落があった場合は打診買いを行い、ストップロスを設定して、大きな損失にならないことに注意して、押し目買いという戦略でしょうか。

また今週8/6は重要な雇用統計発表を控えています。それまでは方向感が見えにくい相場となりつつ、雇用統計発表前後はボラティリティーの高い相場となりそうです。

一時的には急落のある可能性も視野に入れるべきでしょう。

日付 時刻 経済指標・イベント 前回 予想
8/6(金) 21:30  非農業部門雇用者数 +850千人 +900千人
21:30  失業率 5.9% 5.7%

 

前回の記事も合わせてご覧ください。

[2021-07-29]米国株の相場概況 Amazonの成長見通し鈍化 米国株に下落の兆し

7/29の米国株式市場の相場は、取引時間中は前日比プラスで推移していましたが、時間外でAmazonの決算が発表されるのを機にNASDAQ100の先物は1%ほどの下落となっています。
過熱感が見られたここまでの上昇に対して、市場は下落のためのイベント待ちの様相もありましたので、ここから下落トレンド入りになるのか、要注意ですね。

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備考

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