太陽光発電実績 2021年4月
記事の背景

私は戸建て住宅に住んでおり、太陽光発電を設置しています。
住宅ローンの支払いは35年である一方、太陽光発電を住宅ローンで設置した場合、太陽光発電自体の投資回収は10年ほどです。
そのため、キャッシュフローとして、キャッシュアウトが35年で均一、キャッシュインが10年で均一と考えると、最初の10年間はキャッシュフローが黒字となり、資産形成に有利なものとなります。
キャッシュフローが黒字ということは手元に現金が残ることになり、それを投資に回せば、35年間の家計改善につながります。
太陽光発電の私の設置例
私の家の太陽光発電は以下のように、単純計算で毎月6000円のキャッシュインとなる想定です。税金やランニングコストは未考慮です。
- 太陽光発電は6.9kW
- 太陽光発電の導入費用は202万円、35年間の総支払額は242万円(毎月5,761円支出)
- 想定売電収入(キャッシュイン)は毎月12,000円ほど(FIT買取単価21円/kWh。自家消費20%想定。)
- キャッシュフローは単純計算で6,000円ほどの黒字。
- その他、ランニングコストとして15年?に1回パワコンの取替に20万円ほど費用発生。
- 確定申告時の税金で2万円/年ほど負担があるか?(雑損失の計上次第ですが)
- 未確定リスクとして太陽光発電の取替時の工事費用。
仮に太陽光発電設置によるキャッシュフロー黒字部分を投資に回すと以下のようなシミュレーションとなります。
元本が120万円に対して、155万円ほどに成長するイメージでしょうか。

2021年4月の太陽光発電実績
太陽光発電による家庭の電気料金などは以下の通りでした。
円 | kWh | 単価 | 平均kWh | |
発電料 | 19,415 | 925 | 21.0 | 30.8 |
消費料 | 13,240 | 576 | 23.0 | 19.2 |
売電料 | 15,464 | 736 | 21.0 | 24.5 |
買電料 | 7,410 | 387 | 19.1 | 12.9 |
自家消費(電力単価) | 5,830 | 188 | 31.0 | 6.3 |
月を通してよく晴れ、実績は想定発電量の108%。
日中の電気料金が高い時間帯は太陽光発電で消費をまかない(自家消費)、電気の購入は単価の安い夜間がメイン。
キャッシュインは15,500円に対して、キャッシュアウトの住宅ローン負担は5,761円。
その他電気料金支払い料は7,410円+基本料金等。
家の仕様
私の家の仕様は以下の通りです。
- ZEH住宅 C値0.6。
- オール電化住宅。
- 木造2階建て、43坪。
- エアコン2台と床暖房、食洗機、ドラム式洗濯機を利用。
- 窓は樹脂サッシのAPW330。